国道399号線、福島をゆく

鎮魂の意味で福島へ

先日、鎮魂の意味も込めて福島へとバイクを走らせてきました。
福島にはちょっとした縁があり、幼い頃から何度も出かけている場所です。
震災によって傷ついていたことは知っていましたが、それ以降は足を運んでいなかったので、改めて現状を見るためにも出かけました。

今も入れないエリアがたくさんあるために、今回のルートは国道399号線をひた走るコースを選びました。
福島のほぼ中央を縦断するようなルートです。
本来ならば、太平洋側のルートを通ると見所も豊富でツーリングコースとしても相応しいのですが、そちらは入れないエリアになっている場所が多いので、今回は残念ながらスルーしました。

いつか、そちらのルートを問題なくバイクで走れる時期がやってくれば良いと思いました。
今回のツーリングは場所が場所だけに、いつものような楽しいだけのツーリングとは少し異なり、出発時から真面目な心境で挑みました。
事故をしないのはもちろんですが、現地の人たちの迷惑にならないように走ろうとか、普段以上に現地への気配りをもって挑んだツーリングです。

想像以上の場所だった福島

知り合いなどから現地の様子はある程度聞いていましたし、ニュースでも知っていましたが、現地に入って最初に感じたのは予想以上の過酷な様子でした。
今もまだ震災の爪痕があらゆる場所に残っていましたし、立ち入り禁止エリアの外側に住んでいる人の中にもそれぞれの事情があって県外などに出ている人が多いようで、人通りがまばらな場所もたくさんありました。
地方なので普段からそうなのかもしれないと一瞬は思ったのですが、途中で休憩をしているときに見た道路沿いの店などに閉店を知らせる張り紙などがあって、その日付が震災の1年後などになっているケースもあったので、自分の予想通りのことが起きているのだろうと考えることができました。

福島県内を北上する単純なルートでしたが、途中で何度もバイクを停めて、周囲の景色や状況に目をやりました。
もちろん、元気に営業をおこなっているお店もたくさんありました。
地元の名産品などを販売しているお店ではできるだけ多くのお土産も買いました。

また、飲み物や食べ物も現地で調達しました。
普段は飲み物は家の近くで買っていくことが多いのですが、今回は少しでも現地にお金を落としたくて何も持っていきませんでした。

どの程度、役に立てるかと言えば、自分がおこなったようなことは本当に些細なことなんですが、それでも何もしないよりはマシと思って行動した次第です。
また機会を見つけて福島には出かけたいと思っています。
少しでも多くの人が現地に出かけて、現地の経済を潤すのがベストですから、これからも頑張っていきたいと考えています。

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