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三遊亭栄楽さんのバイク情報!

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三遊亭栄楽さんの経歴

福岡県嘉麻市の出身の三遊亭栄楽さんは、円楽一門会に所属しています。
出囃子に勧進帳を使っている彼は、皇學館大學卒業、神職の資格を持っているという異例の経歴の持ち主です。

真打に昇進したのが1991年、以後、落語の世界で噺家として活躍される栄楽さんですが、ビッグスクーターを乗る事が趣味、という活発な一面をお持ちです。
噺に深みを出すためには、落語に出てくるたくさんの地名、その場所と自分の中のイメージがしっかり結びつかなければならない、とばかりに、ビッグスクーターに乗って落語の舞台を走り回っています。

仕事の中でもバイクを常用されている栄楽さん

落語には地名が多数出てきます。
あちこちの地域特有のお話があり、その中にその地域の美しい地形や産物、様々なご当地ものが出てくるのです。
噺家として、お客様に聞いてもらう上で、噺に深みを感じさせる、現実感やその背景を感じさせるためには、やはり自分がその土地を知っていることが必要と感じています。
そこで、ご自身でHondaの250ccのバイク「フリーウェイ」を購入し、その後、シルバーウィング600、さらに現在のスズキスカイウェイブ650LXとバイクを購入され各地を回っておられます。

地下鉄など東京はどこでも公共機関で行くことができる土地、でもその中でなぜバイクを利用されるのかというと、東京の人間じゃないので地下鉄で各地を回ってもいまいちピンとこないし情景が心に残らない、それよりも実際に隅田川を見て土手を走って、その地域の風景などをしっかり感じる方がいいと思ったのです。

高校の時からバイクに乗っていたという栄楽さんは、四輪や電車、バスとは違い、その土地の雰囲気を肌で感じ、見たいものがある時にふと止まってみる事の出来るバイクが、仕事の上でもプライベートでも魅力を感じていたのでしょう。

地方の落語会もバイクで颯爽と

皇學館大學を卒業しているという事で、伊勢神宮の神宮会館で落語会を行っている栄楽さん、バイクで東京から伊勢まで出かけている戸いいます。
最初は、カーステレオをつけてFMを聞きながら高速に乗らず国道で道を進み、東京のFMが入らなくなると東京を離れたなと実感する事もでき、楽しく走っていったといいます。
箱根の山を越えてどんどん現地に向かっていき、到着したら排気ガスで体が大汚れ・・・衣装が汚れてしまって反省、しかし現在も650ccにかえてバイクで通われているのです。

仕事以外でバイクに乗る楽しみ

タンデムで乗る時にも一人で楽しむときにもバイクで音楽を聴けるようにしているという栄楽さんは、どこに出かけるにも音楽がないとダメなんだと語られています。
音楽をかけてバイクに乗り風をきって進むと、気持がとてもよくなり車では味わえない感覚を楽しんでいるといいます。

草原を走れば草原の香り、田んぼを走ると田んぼの香りが楽しめるバイクは、ストレス解消になる最高の趣味です。
バイクに乗られる多くの方が風を感じるといいますが、車とは違い様々な香りを感じるのもバイクの楽しみでしょう。