グリップヒーターとは
バイクは自動車よりも小回りがきき、小さな駐輪スペースにも注意しておけるというメリットがあります。
夏などは、全身に爽やかな風を受けて大自然を満喫しながらツーリングができるのがバイクの大きなメリットと言えるでしょう。
その反面、冬など寒い季節には足や手の部分の防寒対策をしっかりと行わないと、かなり寒い思いをするのがバイクのデメリットと言えます。
手元が冷えると、寒さを感じるだけではなくて体力を消耗することにもなりますので、電熱グローブやグリップヒーターなどでしっかりと対策を講じることが大切です。
グリップヒーターをバイクに設置しておけば、寒い朝でも抵抗なくバイクに乗って外出することができますし、手がかじかんで走行ミスをする心配もありません。
どんなに温かいグローブを装着していたとしても、グリップヒーターの暖かさにはかないませんので、ぜひ装着することをおすすめします。
グリップヒーターの種類
グリップヒーターには、大きく分けて「巻き付けタイプ」と「グリップ交換タイプ」の2種類があります。
巻き付けタイプというのは既存のグリップの上にただ単に巻きつけて使うだけなので、素人でも簡単に設置することができるのが特徴です。
取り外しが簡単なので、寒い日だけ取り付けることもできて便利です。
一方、グリップ交換タイプというのは今付いているグリップを外して設置するタイプです。
巻き付けタイプよりも高機能なものが多いのがグリップ交換タイプの特徴ですが、設置するのがやや難しいというデメリットがあります。
グリップ交換タイプのグリップヒーターは運転していても滑るリスクがないので、ツーリングなどに出かけることの多いライダーにおすすめです。
グリップヒーターの取り付けについて
グリップヒーターの取り付けはそれほど難しい作業ではありませんので、メンテナンスがどちらかと言うと苦手なライダーでも苦労せずに取り付けることができます。
自分で取り付ける場合には、できれば純正品のグリップヒーターを選べば間違いありません。
純正品以外のグリップヒーターはサイズ選びが難しいので、購入する際には必ず確認することが大切です。
バイクのハンドルの多くはハンドルパイプ外径7/8インチ（22.2mm）書き順となっていますが、ハーレーなどのアメリカンタイプと一部のスクーターでは1インチ（25.4mm）のものもあります。
グリップヒーターの長さも、大きなバイクでは問題がなくても小さなバイクでは左右に飛び出してしまうことがあります。
HONDAのバイクに乗っている人であれば、「スポーツ・グリップヒーター（08T70-MGE-J10）」などがおすすめです。
純正品なので、違和感なくバイクに馴染みます。