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バイクカバーはかけておこう

バイクカバー

馬鹿にできない紫外線の影響

人の肌の大敵である紫外線。紫外線は人だけではなくバイクの塗装やパーツにも大きな影響を与えます。
紫外線の当たる場所にバイクを置いていると、日焼けし変色していきます。
中でも塗装が劣化しやすいのは黒です。黒は紫外線を吸収しやすいので、色あせが目立つようになります。
赤や黄色の原色も色あせしやすい色です。
変色だけではなく、樹脂製のパーツだと劣化しもろくなり、割れや崩れがでてくることも。
一度、劣化してしまうともとには戻りません。
タイヤも紫外線を浴び続けるとひび割れやすくなります。

バイクの紫外線対策

直射日光を完全にガードできる屋内保管が理想ではありますが、場所の確保や設置のコストがかかります。
耐紫外線のワックスやコーティングもありますが、バイクカバーが確実で安価な方法です。

バイクカバーの選び方

ある程度厚めの生地を選びましょう。生地の薄いバイクカバーは安価でお買い得感はありますが、早いものだと半年ももたずにボロボロとなってしまいます。
できれば自分の手で触れて確かめるようにしてください。
毎日乗る場合は、着脱のしやすさもポイントになります。
価格は高額なものほど、素材や縫製がしっかりしていて、防炎加工といった加工が施されています。
しかし、バイクカバーは消耗品なので、バイクを保管する環境を考えて選ぶといいでしょう。
バイクショップで店員さんのアドバイスをもらえるとより確実です。

バイクカバーの注意点

停車直後、エンジンやマフラーは高温で、バイクカバーによっては溶けてしまう恐れがあります。
冷めるのを待つか、耐熱性のバイクカバーを選ぶようにしましょう。
小傷防止に内張のあるバイクカバーがありますが、材質によっては内張の劣化が早く、崩れてバイクにまとわりつくこともあるので評判もチェックしておくことをおすすめします。

バイクカバーをかけておけば、紫外線によるダメージをかなり軽減できます。
さらに盗難やイタズラ防止にも効果的です。
バイクの劣化や盗難を防ぐためにも、保管時は安くてもいいのでカバーをかけましょう。