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私がバイクに乗るときに意識していること

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バイクの走らせ方の意識

よく言われることですが、世界的に活躍しているプロのレーサーの中には「公道を走るのが怖い」と思っている人が多いということが有名です。
世界GP王者として有名な原田哲也も、「公道でスピードを出すのが本当に怖い」とバイクトークで語っています。

レース場はバイクが高速で走っても安全なように万全の対策がなされているのに対して、公道にはマンホールや濡れた枯れ葉が溜まっている箇所もあれば、いきなり飛び出してくる車などにも気をつけなければなりません。
レース場では難なくスピードを出しても、いったん公道に出ると慎重な安全運転を心がけるプロのライダーはたくさんいます。

基本だけどスピードの出しすぎに注意

公道でも安全に走行するポイントは、「とにかくスピードを出さないこと」に尽きます。
バイクの性能をよく理解していないライダーの場合、駐車場から出てきて走りはじめてすぐにスピードを出してしまうことがあります。

プロのライダーから見るとこれは非常に危ない行為で、タイヤがよく温まっていないにもかかわらずスピードを出せば、カーブで転倒する危険性もあるのです。
ライダーの多くは車に乗っているのと同じ感覚でバイクに乗ってしまうため、リスクが増大してしまいがちです。

バイクのテクニックはサーキットで学ぶ

バイクのテクニックを磨くためには、サーキットでの走りを学ぶのが一番だと原田哲也も語っています。
サーキットには対向車がいない分、走りに専念することができます。
そんなサーキットで走るなんて、上級者じゃないとムリと考えているライダーも多いかもしれません。
ですが、サーキット走行会はレベルに合わせてクラス分けがされますので、初心者でも気後れすることなく機会を見つけて参加してみるのをおすすめします。

例えば、ブリヂストンが行っているサーキット走行会では、教習所では習えないバイクライディングの基礎をしっかりと身につけることができます。
初心者クラスはレディースとメンズに分かれていることもあるので、講習会で仲間を見つける楽しみもあります。
参加料金はサーキットによって異なりますので、事前に問い合わせておくといいでしょう。
参加申し込みは郵送で受け付けている他、Webからオンラインで申し込むこともできます。

なお、参加するためには125cc以上のミッション付きバイクが必要で、アメリカンバイクやスクーターなどではサーキットを走行することはできません。
着用するレーシングスーツとブーツに関してはレンタルを利用することもできますので、装備をそれほど整える必要はありません。
もし不安なことがあっても、問い合わせをすれば丁寧に教えてくれるところの方が多いのも安心です。