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スマートジャケットというものがあるらしい

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ダイネーゼ社製スマートジャケットについて

近ごろ、ダイネーゼ社のスマートジャケットを警視庁の交通機動隊が導入したことが話題になりました。
スマートジャケットというのは独立作動式のエアバッグシステムを内蔵したジャケットのことで、ジャケットの外側にも内側にも着用することができるようにデザインされています。

ダイネーゼ(Dainese)社というのはモーターサイクル用のジャケットの他にグローブやブーツなどを製造販売している会社のことで、イタリアのヴェネト州に本拠を構えています。
ダイネーゼ社が25年以上かけて研究開発を重ねてきたスマートジャケットは、最も先進的なダイネーゼD-air®エアバッグテクノロジーを搭載しており、MotoGP™でも使用されています。

スマートジャケットの特徴

スマートジャケットは高性能でありながら通気性に優れており、簡単に折りたたむことができるように作られています。
システムには合計7個のセンサーが内蔵されており、加速度センサーとジャイロセンサー、GPSが毎秒1000回、ライダーの体の動きを解析しています。
事故を事前に認識して立体構造のエアバッグを⾼圧縮ガスで瞬時に膨張させることができるため、ライダーの安全性が最大限に確保されます。

これまで交通機動隊員が使用していたエアバッグベストは車体とワイヤーで接続されていましたが、スマートジャケットはバイクと接続させる必要がないのが大きな特徴です。
均一な衝撃吸収性能に優れており、どの部分も均等に5cm膨らむダイネーゼ社の特許「マイクロフィラメント」も特徴です。
スマートジャケットは一般のライダー向けにも市販されており、デリバリーなどの用途にも活用されています。

サイズが豊富なスマートジャケット

スマートジャケットはサイズがXSからXXLまで用意されています。
価格は149,600円(税込み)と高価とはいえ、安全性を考えれば決して高いお値段ではありません。
袖なしのスマートジャケットの他に長袖のスマートジャケットLSや本革製のタイプなどもありますので、用途に合わせて選ぶことをおすすめします。

「TUONO D-AIR PERF. LEATHER JACKET」は本革製ジャケットのパンチングメッシュバージョンで、要求の多いスポーツライダーにもぴったりです。
ジャケットとボトムスを揃えたいライダーには「AVRO D-AIR 2PCS SUIT」も人気です。
エアロダイナミックスポイラーとNanofeel製ライナーにスマートジャケットと同じエアバッグシステムのプロテクションが装備されています。
プレミアムTutuカウハイドレザーを素材にしており、高速で走行中も最大のパフォーマンスを発揮してくれます